writer NATULAGI編集部
滝口和代さん×ナチュランのはじめてのコラボアイテム「マイフェイバリットデニムサロペット」が本日発売！
オーバーオール大好きな二人が出会い、好きを集めてつくった特別なサロペットです。
この企画を担当したバイヤー小石川は、ナチュラン１のオーバーオール愛好家。そして、小石川がオーバーオールのおしゃれの参考に、ずっと憧れSNSもフォローし続けていたのが滝口和代さんでした。
今回は、発売を記念して、滝口さんとバイヤー小石川による特別対談を企画。ふだんからオーバーオール・サロペットを愛してやまない二人に、その魅力を存分に語っていただきました。
記事の後半では、コラボアイテムの開発にまつわる裏話もご紹介。サロペットのおしゃれが広がるお話、どうぞお楽しみください。
時代を超えて愛用中！ オーバーオールは不滅の定番
滝口さん（以下敬称略）：じつは今日、学生時代に愛読していた雑誌『オリーブ』を、何冊か持ってきたんです。オーバーオールのスタイリングがたくさん載っているんですよ。
小石川：ほんとだ！ かわいい～！
滝口：80年代から90年代のモデルさんたちの着こなし、今見てもかわいいですよね。実家が美容室だったので、家に雑誌がたくさんあって、当時から雑誌のスタイリングにときめいていました。
小石川：オーバーオール好きはそこからですか？
滝口：幼い頃からスカートよりデニムパンツばかり穿いていて、その延長線上でオーバーオールもよく着ていました。最初は親が選んだものだったけど、オリーブを読んでかわいいなと思ったり、大学時代好きになったアーティストのオーバーオールの着こなしがかっこいいなと思ったりして、自然と自分でも選ぶようになりました。
あらためて振り返ってみると、オーバーオールはどの時代にも体の一部のように着ていた気がします。いろいろなお洋服に出合う中でも、ずっと自然と手に取っていた、不滅の定番です。
▲滝口さん愛用品。左：ポートランドの古着屋で購入／中央：きんちゃくから着想を得た滝口さんの手がけるブランドのサロペット（fofofofa）／右：デッキパンツがベース（ネストローブ）小石川：私は高校生の頃、『CUTiE』や『Zipper』などの雑誌を読んで、オーバーオールを着たいと思うようになり、高校2年生のときに父親にLeeのデニムのオーバーオールを買ってもらったのが最初です。
滝口：素敵な思い出ですね！
小石川：はい、大学入試もそれを着て挑みました（笑） 田舎から初めて一人で上京する高校生の私にとっての一張羅がオーバーオールで、当時の私のとびっきりのおしゃれだったんです。無事大学に受かってからも、そのオーバーオールはずっとお気に入りでした。
▲小石川の愛用品。左：古着屋で購入し、補修しながら着続けている／中央：珍しいピンクのオーバーオールは、ナチュランのスタッフとまさかの被り（笑）／右：絶妙な深い色が最近のお気に入り カジュアルにもドレッシーにも。自由自在の頼れる相棒
小石川：滝口さんはオーバーオールのどんなところに惹かれますか？
滝口：気取ってなくて自然体なのに、格好よく見せてくれるところですかね。小石川さんはどうですか？
小石川：着こなし次第で雰囲気をがらりと変えられるところも好きです。普通に着るとカジュアルになりがちだからこそ、おしゃれの腕の見せ所というか。大ぶりのアクセサリーを合わせるだけでもぐっと華やかになりますよね。
▲古着のブラウスに、同じく古着のオーバーオールをコーディネート。大きめのイヤリングがアクセントに。小石川：打合せのときに滝口さんが話していた、「サロペットはワンピース代わり」という言葉が印象的でした。たしかに滝口さんを見ていると、カジュアルにはもちろん、ワンピースのように上品にも、自由自在にサロペットを着こなしていますよね。
滝口：私の場合、背が高く普通のレディースの服が合いにくいということもあって、着丈調節しやすいサロペットがすごく便利なんです。
今日着たような（下の写真）ドレッシーなブラウスをインナーにすれば、ワンピースじゃないけど、サロペットもエレガントに楽しめるなって思います。
▲ネストローブのサロペットにTOUJOURSのシルクブラウスを合わせてエレガントな装いに。「インナーに気分が上がるアイテムを着るのが好きです」小石川：あと、サロペットは体型カバーにも役立つんです。身幅が大きめのものが多いので、中にコンパクトなTシャツを合わせると、対比で自分が華奢になったような気分が味わえる（笑）
滝口：わかります！ あとは、1枚で着るのが難しいような、かわいすぎる古着のブラウスを衝動買いしちゃったときなんかにもぴったりです。
サロペットは面積が大きいから、甘いデザインをちょうどよく隠してくれて、ちらちらっとかわいさだけ出してくれる、恥ずかしがり屋さんにもぴったりのアイテムかも。
小石川：子どもが生まれてからは利便性にも気づかされました。着心地は楽だし、汚れてもいいし、座っても背中が見えたりしないので家で遊ぶときにもすごくよくて。
滝口：ピンポーンって急な来客があっても、これだけ着ればほとんど隠れちゃうのも便利！ 朝時間がないときや、いろんなプロジェクトで頭がいっぱいになっているときも、悩まずサマになるからおすすめです。
小石川：あと、ポケットが深くてペットボトルも入るものが多いので、フェスでも手ぶらで楽しめます。ほんと優秀ですよね……！
滝口：しゃべっているとますます好きになってきます。 不思議！ もう相棒といえる存在です。
そんな二人がつくった特別なサロペットがこちら！
小石川：今回のコラボは、いろいろ考えた結果、かなりシンプルに落ち着きました。
滝口：当初、斬新なアイデアもたくさん考えましたが、よりみなさんに着ていただけるように、小石川さんが上手にまとめてくれて。
小石川：ファーストサンプルではステッチを白にしていたのですが、生地と同色に変更してより大人っぽく着られる仕様にしました。
▲インナーに着たネストローブのフリルブラウスは、ボタンをあけてサイドに入れこむことでよいバランスに。手持ちのアイテムを着こなし方で新鮮に見せるアイデアはさすがです！滝口：このコットンリネンの生地、しっかりとした重めの生地にみせかけて、じつはものすごく軽くて、私たち大人世代にやさしいんです。風通しもいいので、夏の気候にもやさしい！ オールシーズン使えます。
小石川：後ろ姿も本当にかわいくできたので、ぜひご注目いただきたいです。
滝口：サロペットって後ろ姿がすごく大事で、ある程度のボリュームがないとかわいくないんです。ワークウェアの格好よさは残しつつ、お好みに合わせて使えるよう、シルエットを調整できる仕様にしました。
小石川：ぎゅっと思いっきり絞ってもかわいいし、ゆったりラフに着てもかわいい。誰でもかわいい後ろ姿になれちゃうデザインだと思います。
毎日着られる新定番に。ファーストサロペットにも
小石川：今回滝口さんには、ナチュランの特集ページの撮影でも、たくさんサロペットでコーディネートを考えてもらいましたが、まだまだつくれそうですね。
滝口：はい、まだまだいけますね。今日の小石川さんみたいにTシャツでもいいし、デコラティブなブラウスでも、なんでも合わせられる。毎日着ても飽きない、ずーっと定番でいられるサロペットです。
サロペットを着たことがない方にもぜひ手に取ってほしい、みなさんの新しい定番になってくれたらいいなと思いました。
小石川：私も、オーバーオールやサロペットをふだん着ない人にもトライしてほしいなって思います。私の目標は、おばあちゃんになってもオーバーオールのおしゃれがかわいい人。このサロペットは年齢問わず、誰でもかわいく着られるはずです！
滝口：オーバーオール好きな二人がお届けする「マイフェイバリットサロペット」を、ぜひ新定番に、おしゃれを楽しんでほしいです。
- 滝口和代さんコラボアイテムの特集ページはこちらから
- プロフィール
アパレルブランド「nest Robe(ネストローブ)」「fofofofa」をはじめ、さまざまなブランドのPRやディレクションを務める。自身のInstagramで発信する日々のコーディネートも大人気。Instagram：@takiguchi_kazuyo
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